適材適所「木に学べ,西岡常一,小学館」

 木造家屋を建築するとき、柱の木は家の南面側には山の南斜面に立っていた木を、北面側には北斜面の木、東面では東の木、西面には西の木を使ようにすれば、狂いが出ずに丈夫で長持ちする。

 棟梁は"木のクセ"を見ぬいてそれを適材適所に使う役目。

 木というものはまっすぐ立っているようでそれぞれクセがある。木は自然の中で動けない。生き延びていくためには、それなりに土地や風向き、日当たりなど回りの状況に応じて自分をあわせていかねばならぬ。こうして木にクセができる。


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