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神聖喜劇「悪魔の悪戯」 昔々、神様が粘土で2体の人形をせっせとお造りになっていた。
そこに悪魔が見物にやってきた。
神様は嫌な奴が来たなとお思いになったが、そ知らぬ顔で仕事を続け、やっとつくりあげたとき,他の用事を思い出された。そこで悪魔に
神様がお出かけになると、悪戯好きの悪魔のことじっとしているはずがない。 人形の一体に近づき、腰の当たりを"摘"んだ。
悪魔はもう一体に近づき、両手で胸のあたりを"鷲ずかみ"にした。そして指を 一本腰の当たりに突っ込んだ。
悪魔が悪戯して遊んでいると、神様が帰ってこられた。
悪魔は舌をペロリと出して飛んで行った。 しかし神様の寛大なお許しは甘かったのである。人形は乾いてしまい修整できなくなっていた。神様は大変、疲れていたので、明日また創り直そうとお寝みになられた。 その晩のこと、悪魔が忍び込み人形を盗み出した。それを"人間"と名づけ地球に放り投げた。地球を壊してやろうと企んだのである。 それからの人間の跳梁は凄まじい。悪魔が触った所を弄び、人間をどんどん増やし始めた。のみならず、神様から授かった知恵を駆使して文明を創り繁栄した。 今や"人類"と呼ばれてランクアップされた人間どもは他の"種"を圧迫し地球の支配者然として振舞い出した。 それからの人間の跳梁は凄まじい。悪魔が触った所を弄び、人間をどんどん増やし始めた。のみならず、神様から授かった知恵を駆使して文明を創り繁栄した。 今や"人類"と呼ばれてランクアップされた人間どもは他の"種"を圧迫し地球の支配者然として振舞い出した。
そこで,神様は"結婚"という軛(くびき)を架し、"永続"を誓わせることにした。
確かに、この罰は効いた。少子化が進んだのである。
悪魔は人類に"不倫"という文化を教えた。人類はたちまち元気と活力を取り戻した。しかし、"気配り"することは教えなかっので、家庭が崩壊し,私生児が増え、無感情,無感動の子供達が銃を乱射したり、暴れ出した。その上、ゴミが散らかり放題、地球の荒廃は悪魔の目論見どおり進んだ。 小癪な悪魔メ!神様はもっと人類を衰えさせなければならないとお思いになり、生活に便利な道具を与えた。中でも、自動車は傑作だった。
悪魔はせせら笑った。
地球の存亡をめぐって神様と悪魔の綱引きが始まり、その結果、自動車と精力剤の売れ行きの伸びがまったく比例することになった。 このように"人類を減らして地球を守ろうとする神様"と"人類を増やして地球を壊そうと企む悪魔"が戦略の限りを尽くし日夜、戦い続けている。 その最中で時々、悪魔がボヤク。
< ききみみずく >
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