
上記のタイトルはポスターのコピーです
平成11年2月28日、大川木の香マラソンに初めて参加した。
この大会に参加した経緯が面白い。昨年3月に開催された「さが空港マラソン」で滑走路ですれ違った可愛い感じの老人をカメラに収めた。参加者名簿からゼッケンNoを頼りに氏名を割り出したが名簿の住所欄には市町村名しか書いてない。それで大会事務局に写真を送ってくれるよう依頼した。写真が届いて老人からお礼の電話があり、「大川のマラソンには参加しているか」と言う。NOと返事したら「是非参加してご覧、いい大会だから、申込み書を送るように手配しておくから」という。「お願いします」と答えていたら本当に申込書が届いた。これでは参加さぜるばなるまいと、申込み参加した次第。
大川市は家具の産地として有名である。従ってこのマラソン大会のラッキー賞や後の抽選会で高級家具が数多く提供される事でもランナー仲間の人気を集めている。
また、鉄道マニアにとっては、こたえられないものとして、筑後川昇開橋がある。
また、「影を慕いて」他数々の名曲を残した大作曲家古賀政男の誕生の地でもある。
また、筑後川でもこの大川付近にしかいないという珍魚エツがいる。
大会前夜、11時には寝るつもりでいたが、パソコンの画像処理の本を見ていたら面白い記事を発見。試してみたらなかなかの優れ者。デジタルカメラで撮った写真を電子アルバムにして、しかもそれをスライドして自動的に順次見ていくというソフトである。
デジカメ写真の整理には頭を痛めていたので、早速今までの撮影分数100枚の写真の整理を始めた。寝床に入ったのは2時半を過ぎていた。翌日がマラソン大会でなければ朝まで続けた事だろう。
西鉄大牟田線の柳川駅から会場までの臨時便がでるのが9時丁度。それから逆算すると我が家を6時40分にでなければいけない。6時に起きることにしていた。
当日の朝「あなた6時半ですよ」と起こされて「しまった、目覚ましをかけるのを忘れていた!」時計を見ると6時20分。まだ間に合う。ばたばたと用意をしながらパンを食べて、40分ぎりぎりに家を出た。睡眠不足分は電車の中で取ればいいやと思っていたのに木の香マラソンに初参加の為に興奮したのか目は冴えて眠るどころではなかった。
会場は筑後川に沿った長い総合運動公園である。グランドは前々日の雨でまだ湿りが残っている。多くのランナーが脚慣らしに走り回っている。
下流方向にかすかに見える山は懐かしい(中学、高校時代を島原で過ごし、春秋の遠足は雲仙岳であった)雲仙岳か。目を凝らしてよく見ると左手に眉山もかすんでいる。写真を撮ったがプリントしたら遠方の山は霞んでしまい見えなかった。
公園の中には弁当引換所の他に、だご汁、ぜんざい、甘酒の引き換え所もあって婦人たちが準備に余念がない。スポーツ用品や木工細工や地元特産品も並んでおり一寸した市場だ。
10時から開会式、選手宣誓は大木町のご婦人。28年の3月28日生まれで当日の28日と合わせて28が3つも並び縁起がいいのでお願いしたとの事。
佐賀空港の滑走路で撮った老人を見つけてお礼を述べる。
10時50分、10キロがスタート。863人がエントリーしている。5キロは20分遅れのスタートで499人がエントリー。
コースは公園を一周して外に出て真っ赤な筑後川昇開橋を眺めながら逆上る。約3.5キロの地点で左に分かれた(上流から見て)早津江川に沿って下る。まだ舗装していないところが多くランナーにとっては有り難いコースである。
中州の細くなった7キロ辺りから筑後側に戻り運動公園まで逆上る。川には釣り舟や潮干狩りの船が並び、水面を静かに滑っている舟もあり長閑な風景である。アップダウンは全くない。マラソンコース100選に選ばれたというが、楽しく走れたコースだった。
2か所あった給水も通過して頑張った割りには、いま一つの結果であった。タイムは下表おとおり、シティマラソン福岡の10キロ地点での記録にやや及ばなかった。
| 距 離 | 通過タイム | 区間タイム |
| 3キロ | 16:44 | 5:58 |
| 4キロ | 22:27 | 5:43 |
| 5キロ | 28:04 | 5:37 |
| 6キロ | 33:42 | 5:38 |
| 7キロ | 39:40 | 5:55 |
| 8キロ | 45:28 | 5:48 |
| 9キロ | 50:15 | 4:47 |
| ゴール | 56:23 | 6:08 |
8キロ〜9キロ〜ゴールのスプリットタイムが奇怪しいが距離標の位置が少しずれていたのだろう。平均すると適当な数字になる。
3キロ付近で追い越した滝本さんが猛烈な勢いでゴーに飛び込んでいく。タイムは1時間をわずかに切ったようだ。彼とは昭和62年の九州横断マラソン(150キロを3日に分けて走るジャーニーラン)以来の仲でいろいろな大会で顔を合わせているが、九州横断でビデオカメラを撮りながら走った猛者である。いつも最後のダッシュが凄い。
先ず弁当とだご汁をもらって芝生に腰を下ろす。青空の下、爽やかな風邪に吹かれながら、マラソン談義に興じながら弁当をつついている。長閑な場面が広がっている。
ぜんざい、甘酒を頂いた後で弁当をつつきながら豊かな自然の中を走れる幸せを感じ感謝の念で胸がいっぱいになる。
12時半から近くの大川勤労者体育センターで閉会式。
男性80歳以上、女性60歳以上の参加者に高齢者賞が、北海道や沖縄など遠望からの参加者に遠来賞が贈られた。最高齢者は、久光製薬の元会長の中富氏、93歳。彼は91歳で15年連続ホノルルマラソン完走という偉業をなし遂げた人。いつもサロンパスの試供品を配りながら走るので有名。試供品をもらった方も多いのではないだろうか。高齢者賞にはZKM(全国健勝マラソン会)の人たちも多数いた。、
続いてラッキー賞の抽選会。木工家具の町大川のこと。商品は全て家具。整理棚から立派な食器棚、3点セット、豪華な鏡台などなど。20品目40点くらいあったのではないか。
体育センターで香椎の山本さんと出会った。走りのこと、ホームページのことで話は弾んだ。
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