珍魚エツ
昔々、筑後川のほとりで、路銀がなく舟に載せてもらえず
困っていた貧しい行脚僧を見かねて若い船頭が渡してあげた。
お礼にと僧が岸辺の葦の葉をとって川に流したところ、とたん
銀鱗の光る一匹の魚になった。これがエツの始まり。旅の僧は
弘法大師だったのだ。