◆◆ 第17回若杉〜宝満山岳クロスカントリー ◆◆


◆7回連続の参加
平成9年4月13日、空が抜けたような快晴、風がひんやりと爽やかである。
昨年の8月「塩の道」用に購入したが持参しなかった杖を使って見ることにした。
スタートとなる若杉登山口バス停に11時ごろ到着。既に大勢が集まっていた。
今回で連続7回の参加ともなると顔見知りも多い。どこからとなく挨拶の声が掛かる。
FWELL のメンバー、EICHANさん、MISTAKERさんと記念撮影。
FWELL 上のメッセージのやり取りでは、福岡のダニ君さんも参加の予定だがEICHANさん も顔を知らないという。

◆二日酔い?
11時40分、斉田大会会長の号砲で一斉に飛び出す。そんなシーンを何枚かホーム ページ用に撮影する。
  小川に沿って細い道を登る。土手には白い蝶が舞っているように見える可憐な花が咲き 乱れている。萩から往還に入ったところにも沢山生えていたシャガ(射干、胡蝶花)だ。
この辺りにしか見かけない。
前日の飲み会の影響か、足があがらない。杖が頼りである。
前を見え隠れしていたランナーも若杉の山頂に着くころには、全く姿を消してしまっ た。
山頂に12時33分に到着。昨年より3分も悪い。前日の飲み過ぎか、歳のせいか。
天気が続いていたので路は乾いて走りやすい。
12時55分、ショウケ越えのチェックポイントに到着。タップリと補水。
前に後ろにもランナーは見えず天涯孤独となる。
砥石山中腹で後ろを振り返ると若杉の平らになった山頂が見える。途中では気がつかな かったが大きなアンテナ塔が建っていた。

◆バンテリンの効果
13時37分、砥石の山頂に到着。
6畳位の平地には、朽ち果てた標識が落ちており代わりに山歩き同好会が建てた登頂記 念の杭が立っているだけで、展望は極めて悪い。
少し行くと樹木が切れて展望がよくなり前方に三郡山頂の丸いドームが見えた。
登っては下り、下っては登り30数箇所あるアップダウンを1つ1つクリアして行く。  
ゼッケン69番が座り込んで足を揉んでいる。
携行のバンテリンを塗布するよう提供して、先を急ぐ。
鞍部に真黄色なラッパ水仙を見つけてカメラに納める。
誰か持ってきて植えたのか?それとも自生なのか?いずれにしても見事な水仙である。  
ゼッケン69番が追いついて来た。
「よく効きますね」「何時も持っているんですよ」
だが、次第に距離が開いていった。
しばらくしてゼッケン59番がしゃがみこんでいるのに出くわした。
「どうかしましたか」に俯いたままで返事がないので、そのまま通り過ぎる。
三郡山最後の登り坂左手に白い花が点在している。この花を見ると三郡山頂は近いぞと ホッとする。写真に白い花を納める。
この花は、3郡縦走路でここだけに、それもごく限られた範囲だけに咲いている。
下山して、仲道さんにツクシショウジョウバカマと教えられる。

◆34分もオーバー
三郡山頂のチェックポイントに到着したのは2時36分。制限時刻にあと4分。
一昨年は30分以上残っていたが、何だか走る意欲をなくしてリタイア。
昨年は残り20分余だったが続走して3時間12分でゴールイン。
今回は残り4分。過去最悪の記録。でも走る余力はあった。
「走っていいでしょうか」に
「どうぞ、ゴールには誰かいますよ」と三浦大会副会長。
大会役員が待ちわびるゴールに到着したのは3時14分。
制限時間を34分もオーバー。
後ろを走っていた2人は三郡山でリタイアしたようだ。それで私がラストランナーと なった。役員の皆さん本当に済みませんでした。長い時間お待たせして・・・
来年は、斎戒沐浴、精進潔斎して時間内完走に挑戦しよう。


最近3年間の成績

'95 '96 '97
若杉山頂 49 50 53
ショウケ越え 1:07 1:09 1:15
砥石山頂 1:42 1:46 1:57
三郡山頂 2:28 2:38 2:56
ゴール --- 3:12 3:34


左上、渡辺さん 左下、大浦さん
中央、大神さん(小生と同じく65歳)
右上、石田さん 右下、村上さん
一斉に飛び出すランナー達
底が抜けたような青空に聳える若杉山頂のアンテナタワー
ショウケ越えのチェックポイント
手前の橋の下を県道60号が走っている。
峠名は、神功皇后が西征の途中、生まれた応神天皇をショウケ(竹籠)に入れて宇美方 面から筑穂町大分へ越えたという説に由来する。(地名大辞典より)
砥石山中腹から若杉山(681m)を望む
神功皇后が香椎宮で西征の戦勝祈願を行い、神木の綾杉の枝を鎧にさして出征、神霊の 加護により無事帰還したとき、鎧の綾杉がまだ青々としていたので、大祖神社の霊地にこ れを植えたことから分け杉が若杉に転訛したとの伝説がある。(地名大辞典より)
砥石山頂(862m)、展望はよくない。
「続風土記」に「砥石あり、故に山の名とす。其砥は肥後天草砥に似たり」とある。
天草の砥石は現在も有名で大量に出荷されている。
砥石山を過ぎると、樹木がきれて展望がよくなる。
右に霞んでいるのが三郡山(936.3m)。
山名は旧筑紫、嘉穂、粕屋の三郡の境界に位置することに因む。
山頂には運輸省福岡航空管制部航空レーダーや県警無線中継所がある。
三郡山に登る途中の坂だけに見られるツクシショウジョウバカマ。
白は変種だと実用園芸百科にある。
そういえば紅紫色の花もチラホラと目にとまった。
ショウジョウバカマ(猩々袴)。
【分類】ユリ科常緑宿根草【花】4〜5月ごろ花茎を出し紅紫色の6弁花を総状花序に 数花つける【別名】カンザシバナ(グサ)、ユキワリソウ【原産地】日本、朝鮮半島。日 本の渓流のほとりなど、やや多湿のところに自生する常緑の多年草。変種にシロバナショ ウジョウバカマ、矮性のヤクシマショウジョウバカマ等がある
帰路、太宰府天満宮をバックに東公園ランニング倶楽部の一同
上左から井上さん、恵村さん、見野(小生)
下左から小島さん、仲道さん
福岡市内に戻って地下街で乾杯。
左から仲道さん、恵村さん、小島さん、小生、酒井さん
若杉登山口付近に咲いているシャガ(射干、胡蝶花)
山口100萩往還で萩から往還に入ったところに群生している。
シャガの花
【分類】アヤメ科宿根草【花】4〜5月ごろ、30〜60cmくらいの花茎を出し、そ の先端に淡紫色に橙色の模様のあるアヤメ状の花を数10つける【原産地】日本(本州、 四国、九州)、中国

仲道さんから届いたショウジョウバカマの絵手紙


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