1998年4月18日(土)、県職マラソンクラブ主催の「耳納連山リフレッシュ・トレイル・ラン」にHRC(東公園ランニング倶楽部)も参加した。
 コースは1つは、JRうきは駅から車で約7キロ登った「調音の滝」をスタートして 鷹取山(屏風山、802m)の山頂をかすめ、かんかけ峠、発心山(ほっしんざん、698m)、耳納山スカイラインを走り、久留米の森林つつじ公園をゴールとする約21キロ。
 もう1つは、久留米市のつつじが咲き誇る百年公園をスタートし、高良大社を通り久留米森林つつじ公園で合流する約10キロきコース。
 2つのコースを合わせて耳納連山縦走となる。

 前日の豪雨のなごりで天気予報は午前中は、所により雷雨という。
 当日、なんとか持ちそうな雲行きである。8時30分、JR箱崎駅にHRCの4人が集合。恵村さんの車に便乗、浮羽町に向かう。浮羽の手前で強い雨に出会ったが、すぐに上がった。9時半、JRうきは駅に到着。世話役の池さんや他の参加者の到着を待って10時過ぎに池さんの車でスタート地点の「調音の滝」に向かう。
 

 
 調音の滝の入り口で記念撮影の後8人がスタート。
 急な登りが約5キロ続いた後、尾根に出る。
 きつい坂に走りが続かずすぐに歩きに変える。仲道さん、小島さんも同調して 3人、つくしを見つけて摘んだりしながら野山を楽しむ。
 他の5人はたちまち見えなくなってしまった。
 スタートしてすぐのところに変わった堰堤を見つけた。
 それは巨瀬川元有砂防堰堤であった。
 鋼管のフレーム部分がアルファベットのBの形をした鋼製スリットダムB型を 設置し、平常時には流出土砂は通過させ、洪水時に土石流、流木を捕捉する構造 になっていると、説明板があった。
 沢に沿って急な坂を登って行くと、魚返りの滝、斧淵の滝、三重の滝があった 。ゆっくり写真を撮ったり、滝の音を聞いたりしたかったが、そうもいかず。
 登るに従ってひんやりと肌寒くなる。手袋が欲しいくらい。
 鷹取山頂登口を過ぎると霧が出てきた。ひどい時には10mくらい先が見えない。白内障がひどくなったら、こんな風に見えるのかな。尾根からの展望がさっぱり。
 いくらか霧が晴れたので、振り返ると遙かすぎきし山々が霞んでいる。
 「いたどり」を見つけて摘んだり。ところどころに「わらび」の残芽もあった。
 濃かに 弥生の雲の 流れけり  漱石

 左、小島さん。右、仲道さん。
 手にしているのが「いたどり」、皮をむいて酢味噌で食べてもよい。

 筑後路や 丸い山吹く 春の風  漱石

 尾根の霧は晴れても、下界はくすんで展望はよくない。
 山鳥が目の前を横切って飛んでいった。かなり以前に久留米市が山鳥を放った記事があったが繁殖したのだろうか。

 人に逢わず 雨ふる山の花盛り  漱石

 夏目漱石の歌碑が多い。

 13時30分、スタートして約3時間で久留米森林つつじ公園に到着。
 真っ盛りのつつじ。広々とした公園だったが、天気に恵まれなかったためか見物客はぼつぼつであった。
 新緑もえる耳納連山、濃いみどり、新芽の柔らかく淡いみどりが入り交じった山々に見とれながら懇親会場「スパリゾートホテル久留米」に向かう。



途中で摘みながら走った
いたどり

帰途、内藤さんの実家に寄り
たけのこを掘って頂く


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