97さくら道270km(何でもありのエイド)
97さくら道270km

何 で も あ り の エ イ ド

 右に道をとると長良川鉄道の線路を横断したが、鉄道は左を通っているものとばっかり 思っていた。郡上八幡駅前の空き地に婦人会が設営したテントがあり、なんでもありのサ ービス振り。テーブルの回りには造花で飾って豪華な雰囲気である。(95.6キロ)
 郡上八幡のエイドとはここだったのか。
 ビールを見つけて所望する。
 「完走できたらビールのお蔭ですね」にご婦人たちは大はしゃぎ。
 「リタイアしたらビールのせいです」に又も大受け。
 握りを頂いて満腹。

 さらに10キロ先の大和町にも婦人会のテントがあり、多くの人達がいてサービスして くれた。メニューが張り出されていたが、緑茶、ウーロン茶、ミネラル、ジュース、ビー ルなど飲み物の他に、サンドイッチ、握り飯、うどん等多彩であった。手作りの蕗の薹も あって、只々感謝感激である。
 うどんを御馳走になる。本田さんが、お袋が大和のエイドにいるから会って行くように と言っていたので、お母さんにお会いした。本田さんは背が高いがお袋さんは意外と小柄 であった。今にして思えば、何故写真を撮らなかったのかと悔やまれる。
 日が変わって28日の0時を過ぎていた。(105.2キロ)
 車が通りが少なくなった156号線を浅井さんとひたすら走りひたすら歩き、一歩一歩 と足を進める。
 浅井さんは、どのウルトラの大会にも顔を出している。年間にどの位大会に参加してい るのか尋ねてみた。
 「去年は40数回出てたね。その他に下見に行っているので・・・」
 年間40数回といえば、殆ど毎週ということになる。さらにコースの下見にも参加して いるとは、休日は100%以上“走り”に打ち込んでいることになる。それに、奥さんが いつも車で同伴されているオシドリ夫婦である。
 先行した、水野さんが寒さにウエアを重ね着しているのに追いつき、再び3人連れとな る。
 初参加の水野さん、携帯電話を携行し夜中だというのに仲間と連絡をとっている。
 やがて、左前方にループ橋のオレンジ灯が見えた。ここまで来れば白鳥のエイドは近い 。昨年は小柄の女性に煽られ、一緒に走ったが途中でばててしまったことを思い出す。
 「ループ橋は人の通行は認められていないので、次回はこの橋は通らないかも知れない 」と浅井さんの説明を聞く。
 佐藤良二さんの顕彰碑入口に1人、サポーターがいて道案内してくれる。寒い中、何時 ランナーが来るとも分からないのに1人で待っているなんて本当にご苦労さんです。
 顕彰碑には、酒井飛峯さんが待っていた。本当に大変なことですね。ご苦労さん。
 記念撮影。2時半になろうとしていた。
 昨年と比べて1時間も差がないとは、どういうことだ。ずっと快調にやって来たのに。
 今年は4月になって温かい日が続いたので、ここの桜も盛りを過ぎていた。
 向小駄良のエイド(117.5キロ)に2時55分到着。  ここも盛大なエイド、オデンやブタ汁もある。今年は数人の男性が焚き火を囲んで待機 していた。
 熱いオカユが美味しかった。きな粉餅とゴマ餅を包んでもらい、早々に出立。
 分水嶺まで22キロ。元気のいいときは2時間余の距離だが・・・



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