LASDEC海外研修 カナダ・アメリカ編

◆◆ LASDEC海外研修(カナダ・アメリカ) ◆◆

カナダ編
◆ビクトリア◆

・12日 ビクトリアに移動
 6時起床。7時45分集合して、8時バスに乗車。一路南下して、ビクトリア行きのフ ェリーが出ているトワッサン港に向かう。フェリーはジョージア海峡を渡りバンクーバー 島のスウォーツベイまで約1時間35分、途中景色のよいガルフ諸島を通過する。船は大 きくゆったりとしている。
 ビクトリアでは有本通訳が待っていた。


・12日夕方 ビクトリア海岸を走る 
 ビクトリアは、英国より英国らしいといわれる。英国風の建物が多く、落ち着いたたた ずまいの人口25万のブリティッシュ・コロンビア州の州都で、ビクトリア島の最南端に 位置する。
 一行の宿泊は、エンプレス・ホテル、5時前に到着した。
 港に面した緑青色の屋根と煉瓦造りのシャノー風の外観、つたが一面にはいまわって古 風で重厚な感じである。カナダには、ホテルの他に、イン(INN)というホテルより気 軽に泊まれる施設が多いそうである。日本の民宿みたいなものか。
 さっそく着替え、5時37分、中島氏と2人でジョギングに出る。ホテルの前を左に行 き州会議事堂の横を通り抜けて10分ほどで海岸に出た。右に曲がって海岸に沿って、観 光用の馬車をバックに写真を撮ったりしながら、6時過ぎに議事堂前に戻った。
 のんびりとした港町、ジョグるには最適である。ジョギングしている人が多い。
 少し時間が残っているし、中島氏がウエストバッグが欲しいというので、反対側のショ ッピング街の方に走る。
 EATONデパート(有名な店だそうな)に寄ったり、小さな店を覗いたりしたが適当 な品がなく6時半ホテルに戻る。約5キロか。
 7時ロビーに集合。近くの食堂に出掛けて、肉、鳥、海老の料理。
 食堂への往復のとき、州会議事堂のイルミネーションが実に美しかった。

・13日 ビクトリア観光
 6時55分、ロビーに集合。ホテル内の食堂で揃って食事をとる。
 8時15分、バスで観光に出発。ガイドは、きみこさん。以下きみこさんの話。
 ビクトリアは『よき時代』をテーマに改造して観光で生き残る道を選んだ。
 国旗が立っているところは役所。
 カナダ大陸横断道路を作る時多くの中国人がやってきたが、いまチャイナタウンに中国 人はいない。
 ジョンソン橋は跳ね橋。
 昔は石炭の町。
 エンプレスホテルと州会議事堂は設計者が同じ等々。
 やがてバスは、ビクトリアの最南端『ビーコン・ヒル・パーク』に着く。ここはかって インディアンの狼煙台があったところ。ビーコンとは狼煙の意。
 この公園を作った時、周辺での営業は一切しないと取り決めたので、美しい自然が維持 されている。
 丘にあるトーテム・ポールは、1本の杉を彫ったもので38mあり世界一高いとか。
 公園の西の端には、『マイル・ゼロ・ポイント』があり、カナダを横断している国道第 1号線トランス・カナダ・ハイウエイの起点となっている。国道1号線は35キロの海を 渡って大陸に続いており全長は7800キロ。
 小雨がぱらつき西の空に美しい虹が出た。
 再び、きみこさんの話。
 カナダ、アメリカでは、セールスタックス(州税)6%を徴収。10$以下の衣料 品、本、食料などには州税はかからない。
 今は釣りの季節、サーモンがよく釣れる。
 風光明眉、静かなこの一角は、狭い土地つきの家で20万$はする。少し奥に入ると、 250〜300坪で寝室が3つもある家で15万$と安い。
 バンクーバーもそうであるが、このビクトリアも岩盤の上にのっている町で、地震地帯 に指定されているが、土地の人達は、絶対に地震がないと自信をもっている。
 真面目なきみこさんも、ときには冗談をいって皆を笑わせる。話は続く。
 ここは、定年退職者の住む町で、静かで落ち着いてはいるが、観光以外に産業はない。
 道路横の青いカゴは、リサイクルのきく廃棄物を出す時のカゴで、市役所が回収する。
 ビクトリアにしかないという樫の木が多い。
 高級住宅には板瓦を使用している。杉を年輪に沿って裂いて作った板で、20年間は耐 える等々
 ピラカンサの赤い実が雨に濡れて映えている。プラタナスもある。
 きみこさんの話を聞きながらバスは何時しか整備された林に差しかかる。
 奥の方に、ビクトリア大学の校舎が見える。車の乗り入れは禁止されており学生が三三 五五と歩いている。
 ここは、日本からの留学生が多い。
 絵は、ブリティッシュ・コロンビア大学だが、音楽や演劇はこの大学がよい。
 林の中では、美観を重視して木製の電柱を使っている。
 オレンジ色のライトを点けて走っている車が多いが、雨の日や霧の日に点灯すると20 %ほど事故が少なくなるという統計があるそうである。
 セルフサービスのガソリンスタンドが多い。53.6と書いた大きな看板があるがセル フサービスの1リットルの値段。セルフサービスでないと10%位高くなる。
 路線バスは、1$先払いであるが、タイムカードをくれて、1時間以内なら乗り換えも できる。・・・・
 沿道には、垣根や塀のない開放的な住宅が並んでいる。
 北にあるブッチャート・ガーデンに向かう途中、道路脇に郵便受けだけが立っている。
奥に住宅があるので、郵便屋さんのためにポストを出しているのだという。
 鹿、熊、クーガ、兎、アメリカライオン(たてがみがない)などが、餌を求めて人家ま でやってくる。何時も餌があると、そこに居座ってしまい動こうとしない。怠け癖のつい た動物は餌がなくなると飢え死にすることもあるので、残飯の処理は特に厳しいそうであ る。
 ブッチャート・ガーデンに着く。
 ブッチャートとは、石灰工場主の名前。80年前、樽詰めだった石灰を袋詰めにして大 成功を収めた。夫妻で石灰の露店掘りの跡を花園にしたのが始まりで、沈下した花園(サ ンクン・ガーデン)ばら園、日本庭園、イタリア庭園(左右対象)の4つの庭園と3つの 見事な噴水がある。
 常時ガードナーが22、3人、多忙時には100人以上が働いており、四季それぞれの 草花が絶えないという。
 ブッチャートが植えた桜17種が3月上旬から1ヶ月以上も咲き続けるそうである。  ちなみに、ここのガーデンの入園料は8.5$。
 空港に向かう途中、インディアンの居留地カウチン村を通る。カウチンセーターとは、 ここのインディアンが手編みしたものをいい、固く編んでいるので重たいが、とても温か いそうである。
 アジュータスという百日紅の幹に似た木が多い。
 すももの紫の葉が雨に濡れて鮮やかである。
 11時、岬の北端にあるビクトリア国際空港に到着。
 国際空港とは名ばかりで、アメリカから9人乗りの小型機がくるだけだという。
 カルガリ行きが最も大きくて、100人乗り。
 空港でアイスクリームが1.5$。

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